錦花鳥のcho-ちゃん物語

我家に住む錦花鳥のcho-ちゃんの日記

変わり様

ポン君と同じ

寝坊助だったcho-ちゃんが

人の気配を感じると

すぐに呼びかけるようになりました

陽を隠す籠の覆いを取ると

もうおねだりは止みません

右に左

上に下

網に脚を喰いこませて

まるで中は監獄か

火の海か

出なければ命はない

勢いに、ついつい出しても

部屋中、止まない飛行

そう、恋しいのはポン君だけ

誰よりも感情豊かで

誰よりもずっと素直

思い遣りや躊躇いは

重い荷物

真直ぐなcho-ちゃんは

ポン君の椅子に舞い降りると

白く光る身体を埋めて

仲間も居ない静かな空間で

寝坊助のポン君をじっと待ちます

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