錦花鳥のcho-ちゃん物語

我家に住む錦花鳥のcho-ちゃんの日記

yuruの昼寝

yuruは止まり木に身体を預けます

纏う羽毛はふっくらと

足をすっかり仕舞い込んで

お地蔵さんのように

冬の寒さを耐えます

寝ている間は

夢心地

遠い昔を懐かしむような顔で

慣れ親しむ歌を聞いているかのように

時に、止まり木から落ちそうになるくらい

眠りに落ち

舞い上がる夢を見ては

飛び起きる

こんな小さな体にも

溢れるほどの人生が

もう積み上げられているのです

f:id:mitsuz2015:20150515215321p:plain